大盛況!温かなけんちゃんランチ!

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3月のヒナタヤゲストランチは、とうふ工房「まめや」さん親子による「男の豆腐料理」。

 まめやのけんちゃん。今年、晴れやかに卒園を迎え、新学期よりピカピカの小学1年生。まめや父さん・母さんとは、市町村合併にあたり住民への意向調査を求める署名を集めたころからの仲。小さなさっちゃんの手を引き、けんちゃんを負んぶしながら雪の中を歩いていたまめや母さんを思い出す。そう、けんちゃんが赤ちゃんの頃から知っているの。けんちゃんが料理に目覚めている、ということは知っていたけれど、まめや父さんから、「誕生日プレゼントにけんちゃんに包丁をプレゼントする。そうしたらけんちゃんにゲストランチをさせてやりたい」という意志を聞いた時は、おもしろい、と思ったけれど「じゃあ、イベント的にけんちゃんの誕生日ってことで内輪でやろうか」と確か私は言った。

そこでまめや父さんは「いや、一般のお客様に食べていただきたい、それがどんな責任があることか彼に経験させてやりたい」と。「一日シェフになれる、って彼にとっては夢でもある、それをやらせてやりたい」そう宣言した父さんが、けんちゃんに一貫して見せてきた姿勢。

たぶん、メニュー作成の段階から。何度も何度も繰り返されたであろう試食の段階から。ヒナタヤに材料一覧表を出す段階で。仕込みの段階から。ヒナタヤでは見えない部分で、親子で作戦を練ってきただろうこと。ヒナタヤに来て「美紀さんに挨拶ができなきゃ始められないよ!」と、けんちゃんに接した厳しい部分。

いくら、けんちゃんが、まめや家のシェフとはいえ、これだけの料理を、段取りを考えて時間までに仕上げる、というのは無理である。

けんちゃんに任せる部分。けんちゃん自身が「やりきった」と思えるように。こんなに私は、待てるだろうか。(いや待てないから、家ではほとんど台所を、特に長女にはさせてやれなかった。)これは、「信じて」いなければ「待てない」。

同じ「親」という立場で思うことは、彼は(まめや父さん)はこのことを一体どこで学んだんだろう。どうしたらこんなことをさせてやれる親になれるんだろう、ということ。改めて、これが「親」というんだなと、思った。

最初の挨拶は恥ずかしくてできなかったけれど、私への挨拶はまあ良い、ということで、「お客さんへは挨拶してね」と約束した。彼は、お父さんと一緒に、お客さん一人一人に「いらっしゃいませ」と言い、「ありがとうございました」と挨拶ができました。ヒナタヤのお客さんは、けんちゃん親子を見守る温かさであふれ、改めて、地域に根付き始め、愛されているお豆腐屋さんだということを思った。また、父さんの厳しさ優しさ、だけでなく「職人の厳しさ」というものにも私は襟を正さなければ。

人の中にいて、なんぼ。自分探しって言うけれど、人との関係の中でしか、自分は見つけられない。そんなこともふと思いました。こういう人たちの中で私は生きていて、支えられている。それは、けんちゃんも。

まめや父さん・母さん、4人の子どもたち、

こんな素敵な家族が作るお豆腐をヒナタヤにも置かせていただき本当に幸せ。

ヒナタヤでは毎週水曜日、木綿かため豆腐が入荷します。330円です!

 

けんちゃん御用達の踏み台。家で使っているものをヒナタヤにも持ち込みました。まめや父さんが中学生の時に授業で作成したものだそうです。

「まめや揚げのネギ味噌納豆和え」で使う納豆を開けるのに苦戦しております。この納豆は、まめやさんにて販売中。

「さくらおからサラダ」の豆腐マヨネーズも手作りですよ。紅大豆のおからはほんのりピンク色。桜の花の塩漬けを飾って春らしさを。みぞれ湯豆腐やがんも汁は、干しシイタケと昆布のだしが効いてます。がんも汁の味付けは、お醤油と海の精の味噌。そりゃもう、お豆腐自体が美味しいので、お豆腐があったら怖いものなし、という感じでした。

どれもおいしくておいしくて、するするたくさんいただきました。

豆乳と木綿やわらかを使った豆乳プリン。黒練ゴマソースです。このクオリティーの高さ。

まめやさんのブログ「ヒナタヤゲストランチ終了」http://tofu-mameya.jugem.jp/

この日のことを思うと、胸がいっぱいになり、言葉が繫がらなくてなかなか書くことができませんでした。

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