ヒナタヤの夏休み①「伊那谷親子リフレッシュツアー」

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ヒナタヤはお盆中も休まず営業しております。まるで夏休みの宿題のようにたまりにたまっております・・・はい、いろいろな報告のことです。どこから報告しようかと考えているとまた時間が経ってしまうので、まずは「伊那谷親子リフレッシュプロジェクト(代表/原富男さん)」の報告から。福島から親子さんをお招きしてリフレッシュしていただこうと去年初開催をし、今年で2回目です(私、中村はスタッフとして参加しています)。代表の原さんは、長年「チェルノブイリ救援中部」で活動し、ウクライナに長期間に渡って菜種から油を搾るプラント建設などに関わった方。去年は「ヒナタヤトークカフェ」のゲストとしてお話をして頂きました。

今年は、原さんが福島からお帰りになった3月ごろから会議を重ね準備を進めてきました。そして今年は南相馬と福島市から25名(定員)の親子さんがご参加くださいました。日程は、7月26日(土)~29日(火)。地域の皆さまのご協力を頂き、伊那市長谷の「溝友館」をお借りしました。

今年私は、新宿早稲田でのつぶつぶセミナーと重なってしまったこともあり、28日と29日の一泊二日の参加となりました。ヒナタヤはスタッフJさんに留守番をお願いして、私中村の夏休みとも言えます。

7月28日リフレッシュweb

リフレッシュ7月28日

リフレッシュ7月28日夕飯

28日午前中は、高遠黒沢の「かぎろひ屋」さんの畑へ見学に行き、収穫してきた野菜を台所スタッフで天麩羅にしました。高遠三義の蕎麦打ち名人に来ていただき、蕎麦打ちも体験。

写真は、28日の夕ご飯の様子です。写真が無くて本当に申し訳ありません!(食べていて気が付いて慌てて撮りました!)
何で申し訳ないかっていうと、野菜の殆どが、地元の有機農家さんはじめ生産者さんからのご提供なのです。そして、28日は、8名の台所ボランティアさんにご協力を頂いています。(4日間ではのべ34名の台所スタッフ・ボランティアが協力してくださいました)皆さんとあれこれ言いながらの台所仕事はとても楽しかった~。

メニューは、あわココカレー、「カレーの壺」の牛肉カレー、ポテトサラダ、キャベツのサラダ、高野豆腐のカポナータ、福神漬け、トマトサラダ、お昼のそうめんリサイクルおやき、ヒエと豆腐のナゲット、きゅうりの漬物、デザートは、牛乳シャーベットにブルーベリーソース、(他にもあったかもしれません・・)

そして、夜は「交流会」。みんなで簡単なゲームをしたり、スタッフで参加しているシンガーえびはらよしえさんの歌ありな夜を過ごし、その後は別室で更に交流を深めました。

そして例によって、朝ごはんの写真がありませんが、ピーマンと春雨の粒ソバ炒め、茄子と野菜のしょう油と梅酢のマリネ&トマトサラダ、 長ヒジキのマリネ、焼き米茄子の甘味噌、いろんなご飯のおとも、冷奴、味噌汁、キュウリのぬか漬け、 (とにかく、ある野菜で作ります。)7月29日リフレッシュweb 29日、お帰りになる前に、国の重要文化財の「熱田神社」へ。

7月29日リフレッシュ2web

そしてこの後、福島への長い帰路に就かれました。

(お酒アリ)交流会ではいろいろな話をお聞きしました。

3.11により、生活がすっかり変わってしまったこと。外で元気に遊んで、自然に親しんで、という本来なら何気ないことが相変わらずできないこと。

南相馬市と福島の違い。南相馬市は「こどものつばさ」があり、キャンプなどの募集が学校を通じて配られること(でも年々減っていること)、でも福島では一切配られないこと(ネットなどに通じていて自分で情報を集めなければならない)。
募集の様子については、スタッフのオバタさんのブログ「エガオヲミセテ」に詳しいです。

http://grey941.blog.fc2.com/blog-entry-37.html

また、親子で参加できるツアーは、このツアーの他には一つしかなかったとのことです。

このツアーに参加されたお母さん同士が親しく話されている様子が見られて、 地元ではもしかしたらできないような話が、ここ伊那ではしてもらえたらと思います。親同士が繋がる、という意味でも「親子」で参加ができるプログラムは必要だと思いました。3泊4日だと親も参加できる日数かと思います。母親が一時でもリラックスしたり楽しそうな子どもの様子を見られるということについても、このツアーの意義はあると思いました。

去年もだけれど今年も、終わった後、とても寂しい気持ちになります。3.11の実情が全然変わらず深刻なのに、普段は「忘れた」場所で暮らしている自分。1年たってその現実を突きつけられる。「感謝の気持ちを忘れません」と言って下さいました。口々に、よくしてくださってありがとう、ご飯がおいしかった、楽しかった、リフレッシュできた、と言っていただきました。心優しい福島の皆さまでした。「伊那っていいところだな」って思ってもらっても、また放射能を気にする生活に戻られます。寂しいけれど、来年に向かって始まっています。できることはささやかです。

今年は、直前まで、野菜の調達が厳しかったのです。ギリギリになっての声掛けにも関わらず、気持ち良く野菜の提供に応じてくださった農家の皆さま、本当にありがとうございました。お陰様でたくさんの野菜を福島の皆さまに食べて頂くことができました。

野菜を、ボランティアを、そしてカンパを、という呼びかけに応じてもらえるような人間関係を今から作ること、自分が信頼される仕事をすることだと思います。

それから資金調達。お金に対して後ろめたさがあるとお金は回りません(私も含めて)。後ろめたさを手放して、なーんかこう楽しく資金調達!といきたいところです。

来年もまたお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

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