鉄火味噌作り(4月16日)

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4月15日の土用塾(17日から立夏まで土用です)に続いて、16日は「鉄火味噌作り」でした。講師は京都の冨田貴史さん。よしえさんの呼びかけで始まった「陰陽塾」が、土用の前に定期的に開かれる「土用塾」に発展。毎回深い気付きを頂きます。http://takafumitomita1320.cocolog-nifty.com/

野菜はごぼう、れんこん、にんじんを用意。上伊那の野菜からは時期的に外れる為、冨田さんと連絡を取りつつ、ごぼうを土に埋めたり、蒸して乾燥させたり、れんこんはヒナタヤ取引先の佐賀県の岩永さんから畑の植え替えの時期のレンコンを日程に合わせて掘っていただき、送っていただきました。

そんなこんなで野菜を調達するのにやっきになり、鉄火味噌だから鉄鍋を使うんだけど、鉄鍋の調達をすっかり忘れ、前日になってしまいました。前日の土用塾で呼びかけたところ、当日集まった鉄鍋の数と言ったら・・写真が無いのが残念ですが圧巻でした。さすがさすが参加者の面々を見ればそれもそのはずなんですけどね。人も、めぐり合わせも、なるようになるので信頼していればいいんですよね。

最初に野菜を細かく切るところからスタート。1時間くらいかけて細かく刻みます。鉄火味噌作りを通して感じることは、価値観の転換と心のケア、と冨田さん。フードプロセッサ―で刻む→空いた時間何する?仕事は、人のために時間を使うことが本来の姿ではないでしょうか。というところから入ったまな板と包丁を使う仕事です。また、フードプロセッサーなどは「拡散」のエネルギーなので、より陽の気を目指すなら、包丁で刻んだ方がよいそうです。

そもそもこの鉄火味噌。武将の時代から、遠征に行く時に持って出かけたそうです。遠征に行く→遠くに行くということは、日に当たって「陰性」になる。ということは「陽の気」が要るということ。よって「鉄火味噌」が必要だったそうです。

細かく野菜を切ることになって陽の気も高まります。

私はいつも、ヒナタヤでなんだか忙しく過ごしている。次はこれ、その次はこれ、とやることは無限にあり、何かやりながらということもよくあること。最初は「切る事だけに」集中できなくて「何かほかにやることがあるんじゃないのか」と思えてしまっていました。でも次第に集中して同時にリラックスして気持ちが良くなってきました。ゆだねよう、まかせよう。

P1010686鉄火味噌

 

 

鉄火味噌4

野菜を小さな火でゆっくりとよくよく炒めたら半分に寄せて、「豆味噌」を混ぜて更に炒めます。

鉄火味噌5

水分が飛んでさらさらになってきます。ばらばらなものが一つになっていきます。

鉄火味噌3

でき上がりを参加者で分けます。

10時~4時のワークショップ(もっと炒めたいと思ったら家に戻ってもっと炒めてもよいそうです)。ひたすら野菜を切り、ひたすら炒めます。お昼は交代で取ります(ヒナタヤデッキ活躍!)。一人でやったら確かに「大変な」作業かもしれないけれど皆でやるのはとても楽しい。でき上がった鉄火味噌は、冨田さんも仰ったようにふわふわしてとても美味しいものになりました。作る場所、作るメンバーによって味が違うそうです。料理に「気」が入る。ということを身を持って感じました。

「いつも焦がしてる鉄鍋は、鉄鍋自身が『自分は焦げる鉄鍋なんだ』と思い込んでいる」そうで、道具との向き合い方もなるほどなと思いました。(道具だけではないですが・・)

鉄火味噌が仕上がりに近づくにつれて、その場が陽性のエネルギーで満ちてくるのが分かり、(バランスを取るために)参加者の何人かがジュースに自然に手が延びるのもおかしかった。(私も飲みましたし・・)

「〇〇は陰性だから体を冷やす」とか「〇〇は陽性だから、食べなくちゃ」とか。でもそこにあるのは「自分が望むエネルギーが合致するか」だけ。「陰陽」を善悪で考えてしまう。命は良く働こうとしているだけでありそれを自分がどう付き合うか。というお話に共感。

そう、おおらかさが必要。その一方で、セシウムが放出されているため、陽の気が高い鉄火味噌はこれからますます必要になるでしょう、とも。

その時その時の鉄火味噌ができる。長時間作業した結果の鉄火味噌。みんな違ってみんないい、鉄火味噌、でした。

レンコンが出る季節になったら鉄火味噌作り、みんなでやりたいなと思います。そして、必要な人のところへ渡せるようにと思います。

一つになろうという気で満ちたヒナタヤ。エネルギーを頂いてヒナタヤは喜んでいました。ご縁に感謝いたします。冨田さん、よしえさん、参加してくださった皆様、ありがとうございました。

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