ヒナタヤトークカフェ「七草農場」さん

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P1010357七草さん1月31日は第7回ヒナタヤトークカフェ。ゲストは「七草農場」の小森夏花さんでした。

七草農場さんとは、小森一家が伊那に越してきたころからのお付き合い。長男の一心くんがお腹にいましたね。2005年に就農して、去年3人目の開くんが産まれてお子さんも3人に。農繁期が過ぎたとはいえ、お百姓さんには100以上の仕事がある中、お話に来てくださいました。そして七草さん提供の美味しい漬物も並びました!

 

えんの会の仲間や、有機農家、小さなお子さんがいらっしゃる子育て真っ最中の方、有機農業に興味のある方、そして学校を作ろうとしている先生など参加してくださいました。

 

作ってきてくださったプリントには

「巡るくらしをたのしく!

とあるように、農繁期は朝4時~子どもは(夏花さん曰く)ほったらかし、過酷な中のようであり、でも暮らしは楽しんでいる様子が野菜を見てもわかります。

のびのびと生きている彼らのように野菜ものびのびしています。

(ヒナタヤは、毎週火曜日、七草さんの野菜が入荷します!)

この日は、七草農場さんの人参をケーキにしたのですが、

大きすぎもせず小さすぎもせず、キュッと締まって充実していて、包丁を入れるとストンと切れて、

まるで「切ってくれてありがとう」と言っているような人参なんですね。

 

「巡る」1.エネルギー

薪の利用、踏みこみ温床(苗はほぼ全て種から。自家採取は3割くらいだそう)、雨水タンク、太陽熱温水器、ミニ太陽光パネル、ビニールの太陽熱利用、など。

「巡る」2.畑・田んぼ

約一町の畑と2反の田んぼ・麦。年間約70種類を「野菜セット」として個人やレストラン、自然食品店、生活クラブなどに発送。

「巡る」3.土づくり

草・わら・緑肥・米ぬか・大豆の利用

輪作して、多様なものを作る

肥料分はボカシ肥、鶏糞、微量要素(苦土石灰)

「巡る」4.

5060

卵の販売

3年くらいでさばく

野菜くず・米ぬかを餌に。

「巡る」5.加工

ニンジンジュース・乾麺・せんべい・味噌・醤油・トマトやキュウリの瓶詰・漬物

「巡る」6.なかまたち

パン・お酒・雑穀・豆腐・クリーム・お茶など仲間たちと物々交換

虹の市

その他情報や助け合い

「巡る」7.くらし

健次さんと夏花さんとお子さんたち、築5080年の家と犬と猫。自宅での自然分娩。

「巡る」8.種の交換会

 

この「巡る」のワードが、文字通り全てと繋がって七草さんの暮らしがあり作物があります。鶏のエサは、豆腐屋さんや近所の米農家から米ぬかやおからといった餌をもらい、卵になります。鶏は自分たちでさばいて、肉になり燻製になります。鶏糞は土づくりに巡ります。また、土づくりは、そんなにたくさんの肥料を入れなくてもいいんだということが分かってきたそうです。

七草さんの家のすぐ裏は山で、木材や竹の利用で薪になり、灰や土になり。山からくるみやきのこ、干し柿、お茶、そして時には鹿肉。

 

夫の健次さんは、地区の役を惜しまず引き受けて、「それはとてもありがたい」と夏花さん。そう、田舎はそれが大事、ですよね。そうして小森家はご近所からも大事にかわいがられている様子がとてもよくわかる。

そう、健次さんは子どもたちには厳しく夏花さんには優しいんだそうだ。私たち「えんの会」にもファンが多い。

 

最初の頃は、健次さんがやることがいろいろ気になっていけれど、今は「夫がやる事、自分がやる事と分担してそれでいいんだと考えられるようになった」と。

「できること」が一個ずつ増えていくのがうれしい、と。

独身の頃、植木屋さんの仕事をしていて、仕事としては楽しかったけれど住んでいるところが7階だった。地面に暮らしたいと思っていたそうだ。

 

「いつ何をする」と自分で決められるところが良いところ。野菜の進み具合で有無を言わさず、と言うときもあるが、それでも自分の時間を自分で決められるのはこの仕事の良いところ、と。

←これ、私のテーマ。自分についての時間ってつい後回しになってしまってずるずると仕事をすることになるけれど、あまり良いものを産まないような気がしている今日この頃。自由に時間が使えるからって、充実して有効的に使えるかっていうとなかなかそうはいかない。自分で決められる、ということは、責任も自分たちで引き受ける、ということであり。

 

野菜のセットは、食べる人・家族構成を思い浮かべて詰めるそう。

「有機野菜」「安全」だから「有機野菜」を買う、

というよりも「七草農場の健次さんと夏花さんから買いたい」というのがヒナタヤ(発送先のお客さんも、たぶん)の気持ち。

 

放射能の事も考えられていて、今までに、土やお米を測定室に送って測定してもらっているそうです。

 

巡り巡って自分たちの暮らしがあり、繋がりあって今自分がここに居る、

こういうことって私の場合、近年になって分かってきたことなんだけど、夏花さんや健次さんはもうずっとそのことを知っていたようだ。そしてあんまり囚われが無い。

私はそのことが気になる。

健次さんもずっと旅をしていた。どっちを向いて何を見てきたか。家庭環境とか教育環境とか、気になります。社会的背景もあるだろうし。バブルを知らない世代と知ってる世代は違うし。私は何をぼんやり過ごしてきたんだろう・・。

子育ての話もたくさん出ました。3歳の子も包丁を持って、お父さんお母さんが作業をしている隣で野菜を切っているそうだ。7歳の一心くんは、畑で歩いていいとこと踏んではいけないところを教えたわけでもないのに知っている。

 

七草さんの野菜は1月をもって終了しました。

5月~6月に再開予定です。

畑見学ツアーに行きたいですね!

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