(昨年の10月10日に開催したワークショップの報告です)
「暮らしを創る農と器 アトリエ・ジェイ ワークショップ」(講師/鈴木敏晃さん・真美さん)ヒナタヤ2周年記念として企画されました。アトリエ・ジェイの真美さんとの出会いは、かれこれ10年くらいになるだろうか。木曽に移住されたころからのお付き合いになります。ヒナタヤでは、アトリエ・ジェイさんの木のお皿などを扱わせていただいています。
女性+2歳の女の子の計9名のご参加がありました。あらかじめ、糸鋸で大まかに形にそって切ってもらってあります。写真はスプーン製作の様子。やすりで削ってゆくのです。(この日は、お皿かスプーンかをあらかじめ希望をお聞きしておきました)
アトリエ・ジェイの真美さんと、参加者のまこもの生産者「かりーにゃ」のゆかりさん。
クルミオイルを塗って完成です。お皿もある程度の形には切りだしてくださっていましたが、お昼を挟んで1日かかります。
家族分のスプーンも出来上がりました。自分で作った、しかも木曽の木で。器やスプーンで食べたらおいしいでしょうね。モノに対しても丁寧に向き合えるでしょうね。
できたてのデッキで行われたワークショップ。途中お昼も挟み、参加者の皆さんはアトリエ・ジェイさんととても近づいた感じでまた一つの繋がりが産まれたようでした。
アトリエ・ジェイさんの器は、自給的な暮らしの中から創られます。真美さんのまっすぐさや優しさが表れる器達です。ワークショップに向けての私とのやり取りも「参加者が作りたいものを作るのが一番なので」というところを大事にされていました。
なのにこの日、私が参加者のオーダーを取り間違える、という事件が発生!(「Aのつもり、Aに決まってるじゃん」なんだけど、報告はBになってる、というね・・・)でも、「大丈夫大丈夫、スプーンからお皿はできないけれど、お皿からスプーンはできるから!」とお二人でなんということもなく対処してくださいました・・。だって、用意してきた仕事が言ってみれば無駄になっちゃったんだよ・・。もう本当に・・申し訳ないです。でも、そんな一幕もアリ、より密になったような気もするのです。
思い出深いワークショップの一つです。