祝島

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P1000178祝島山口県上関町の小さなハート形の島「祝島」より、びわ茶・ひじき・寒干し大根が入荷しています。

祝島は、漁業と農業で生業を立てられています。30年近く、上関原発建設に反対の意思を示し海を守ってくださってきました。月一回の島の住民の方々による、デモ行進は30年近く続けられ、補償金も受け取っていないそうです(この「補償金」というのは、そもそもは誰のお金なのか、と思うわけです)。恵のひじきはたくさんあるのに、島の高齢化によって、製品にできない、という話を聞きます。

祝島のものを食べることで応援ができたら、と思います。なによりも、とっても美味しい。ひじきは水で戻した後、そのままで料理に使えます(山で採ってきた薪で釜ゆでするそうです)。柔らかくてひじきの風味がたっぷり。寒干し大根も、水でさっと戻してハリハリ漬けにできます。戻した水を捨ててしまうのはもったいないです。

是非、ご賞味ください。

祝島の様子は、映画「祝の島」http://www.hourinoshima.com/

「ミツバチの羽音と地球の回転」http://888earth.net/index.html

でも描かれています。

以下は、「島民の会」より(3月1日の記事です)

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山口県漁協祝島支店の総会の部会における、

補償金受け取りの是非の結果についてたいへん残念なお知らせをしなければならなくなりました。昨日、2月28日に祝島で開催された山口県漁協祝島支店の総会の部会において、上関
原発にかかる漁業補償金についての受け取りの是非が議案として提案され、投票の結
果、正組合員53名中、受けとる意思があるという漁師が31名、受け取らないという漁
師は21名となり、受けとるという漁師が多数という結果になってしまいました。(議
長一名は投票せず)

これまで祝島では、祝島漁協時代に何度も上関原発計画に反対し、補償金受け取りの
拒否を貫いてきました。

山口県漁協に合併して祝島支店となった後、山口県漁協は祝島支店の決議や意見に反
して補償金を受け取り、また祝島支店が受け取りを拒否したことによって供託されて
いた補償金を引き出しました。

そして祝島の漁業者に補償金を受け取るよう何度もはたらきかけてきましたが、時に
は多数で、時には僅差で受け取りを拒否し続けてきました。

昨年の2月にも同様の議案が提案され、多数で拒否した後、今後は祝島支店内では補
償金の受け取りについて議案としないという緊急動議が出され可決されました。

今回、山口県漁協は祝島支店に相談もなく総会の部会の開催と「漁業補償金につい
て」と題した議案の提案を通知してきました。

それに対し祝島支店組合員のうち正組合員32名と准組合員8名が連名で、祝島支店の
昨年の決議を無視した県漁協の行為に抗議し問いただす申し立て書を送付するなどし
て書面でやり取りをしましたが県漁協は開催する姿勢を崩さず、今回の総会の部会の
開催となり、冒頭のような結果となってしまいました。

ただこれで祝島の大勢が原発容認に傾いたかと言われれば、決してそうではありませ
ん。

福島第一原発の事故を受けて新規の原発計画が宙に浮く中で「もう上関原発計画は進
むことはない」という空気、高齢化が進み漁獲量や魚価の低迷が続く中で経営の厳し
い祝島支店の赤字を漁業者自身が直接負担している現状、そういった状況の中で、残
念ではありますが、あくまで上関原発計画に対する是非ではなく、苦しい経済状況な
かで支店の運営や漁業者の負担をどのようにするのかという側面から今回の件を判断
した漁業者がいたという見方もできます。

今回の議案で受け取りに賛成したとみられる漁業者自身がマスコミ等の取材に対し
「どうせ原発は建たないのだから補償金をもらっても問題ない」といった趣旨の発言
をしたという報道もあります

また今回の決議の結果としてすぐさま祝島の漁業者が補償金を受け取ることになるわ
けではありません。

今後は支店内でこの補償金についての配分委員会が作られ、その中で決められた配分
方法に沿って漁業者個人に補償金が渡されるという流れになります

ただしこの場合、配分委員会が提示した配分方法が総会の部会の場で3分の2以上の
成を得ることができなければ認められず、配分もされません。

今回受け取りに反対した漁業者が今後も反対の姿勢を貫けば、そして適正な手続きの
中で物事が進められていくのであれば、「わしらは海を売っちょらん!」、「原発の
金なんかいらん!」という祝島の漁業者の声はこれからも生き続けていきます。

祝島の島民約450名のなかで53名の漁業者(正組合員)がおり、そのなかの31名が今
回結果的に補償金を受け取る意思を示したということは、残念ながら事実です。

しかしながら多くの祝島島民、また祝島島民の会としては、30年にわたって上関原発
計画に反対を貫いてきたその意思にいささかも揺らぎはないことを、今後の具体的な
取り組みや行動を通して島外の皆様には改めてお伝えしていきたいと思います。

祝島島民の会

http://blog.shimabito.net

 

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