「放射能測定と食材選びの考え方」勉強会 その後

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ヒナタヤにて、去る8月7日に勉強会「放射能測定と食材選びの考え方」を行いました。
その後、発題・講師の大杉さんより以下のメールをいただいておりました。ご本人の了承を頂き転載いたします。以下。

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先日のヒナタヤで行われた勉強会で、拙い私の発題に最後まで耳を傾けてくださり、ありがとうございました。

あれもこれも話そうと思うあまり色々と詰め込んでしまい、表面をなぞるだけになってしまい、かえって分かりにくくさせてしまったと反省しきりです。
もっとじっくりと深めていけばよかったかなと思っております。
特に数値については、参加者の方々に考える時間を与えなかったために、ご理解いただけないままに先に進めてしまい、申し訳ありませんでした。

ただ、あの場でも申し上げたように、(分析結果やリスクなどの)数字は、不確実で、幅のあるものですから、あまり細かいところまで追求しても意味がないと、私は思っております。
ですので、「だいたい、こんな感じ」というように大まかに捉えていただければよいと思います。

数字は、もとより不確実で曖昧なものですが、だからといって全く無意味かというとそうでもありません。何らかの手がかりにはなると思います。

何の手がかりも目安もなく、皆目見当もつかない中で、何かを決断し続けるというのは、人によっては精神的にかなりきついと思いますし、不安も増してくると思います。
そういう時に、「だいたい、こんな感じ」という手がかりが一つあるだけも、気持ちもずいぶん楽になると思います。
ですから数字にあまり神経質にならず、かといって軽視もせず、「だいたい、こんな感じ」という目安にすればよいと思います。

数字は未来を保証しませんが、未来への手がかりにはなると思います。
未来を切り開くのはご自分ですから。

そんなふうにお考えいただけますなら、発題者として幸甚に存じます。

人によっては「何も気にせず何でも食べる」という選択もあれば、
「放射能はそれなりに抑えて、それよりも農薬も添加物もないものを食べる」という選択もあれば、
「放射能は極力低くして、そして農薬も添加物もないものを食べる」という選択もあると思います。
どれが正しいということはありません。
人それぞれ、ご自分なりに決めればよいと思います。

そして、もし「放射能はそれなりに抑えたい」という方は、主食(米や小麦粉など)をヨウ化ナトリウム(NaIシンチレーション検出器、検出限界10Bq/kg)のものを買うなり測ればよいでしょうし、
「放射能は極力低くしたい」という方なら、ゲルマ(ゲルマニウム検出器、検出限界1Bq/kg)のものを買うなり測ればよいでしょう。
たとえば前者はオーサワやムソー。後者は桜井食品です。

あるいはNaI(検出限界10Bq/kg)は放射能測定伊那谷市民ネットワーク(飯田市)で測れますし、ゲルマ(検出限界1Bq/kg)は信州ラボ(塩尻市)などで測れます。

以上、発題の補足でした。

ご意見、ご質問がありましたらいつでも遠慮なくおっしゃってくださいませ。

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その後大杉さんより訂正メールがありました。以下。(ここまでいくと私は分かりませんケド)
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すみません、勉強会でCs-134とCs-137のkeVを間違えてしまいました。

正しくは、ビスマス214(ラドン222の娘核種)の609keVとピークがかぶるのはCs-134(605keV)のほうでした。

ですので、雨降り後に高めに出るのは、Cs-134のほうです。

(ただし、測定機器のソフトによっては、計算上、Cs-137のほうが高く出る場合もあります。ややこしくてすみません)。

間違いを伝えてしまい、まことに申しわけございませんでした。

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