7/14 上映会「内部被ばくを生き抜く」&交流会を振り返って

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7/14(土)に鎌仲ひとみ監督作品「内部被ばくを生き抜く」の上映会(放射能測定伊那谷市民ネットワーク主催)をヒナタヤで行いました。

暑い夜でしたが、大人子ども合わせて17名が集まりました。

映画を観終わった後の交流会では参加者の内福島県会津若松から子ども三人を連れて疎開して来られた方、宮城県丸森から一家で疎開して来られた方、そして東京から母子疎開して来られた方、化学物質過敏症で5年前に八ヶ岳に移住されてきた方のお話を中心に伺い、全員で話をシェアする時間を持ちました。

消化して文章するには時間のかかる、なかなか濃い交流会&上映会でしたが、今の時点での感想として振り返ってみたいと思います。

 

まず、この映画と交流会に参加できたことを感謝します。

震災から一年弱たち、震災、放射能、原発、いろいろな変化がつい一年前のことなのに日常の出来事が意識の大半をしめ、自分のことで精いっぱい。意識の片隅には自分なりに震災のこと、放射能のこと、(ほんとに少ししか知らないけど)政治のこと、未来のこと、思い起こしているのですが、やはり問題から距離的に遠ざかれば遠ざかるほど忘れられていく、そんな忘れていくこと、薄れていくことを恐れながら、どこか意識の片隅にでも、日常のちょっとした瞬間にも、亡くなって行った人たち、生まれてくる子どもたち、今生きてる人たち・・・とにかく過去と今、未来を思っていました。(ほんとに、数秒かもしれないけど。)

 

わたしはヒナタヤにいるからそういうことを少しでも思えているのかもしれません。ヒナタヤでは食品を扱い、小さなお子さんを持ったお母さんや、お腹に子どものいるお母さんが来ます。お母さんや子どもばかりが大事なわけではないけれど、ここでの商品の提供の仕方、放射能や農薬等等、身体に入るものに対して考えることが必然と多くなっています。

 

いろいろな事実を知ると、どう対処するのかとても考えることになります。

知れることには限りがあり、動けることにも限りがある中、一つ一つ決めていきます。

今の自分が少しでも学び、少しでも強くなり、少しでも意識して選択する。

その一人一人の選択の大切さを強く思うとともに、その選択の土台となる情報やコミュニケーションの大切さも切実に感じました。

「自分の行動が未来を作る」。大きいこと言っているようで恥ずかしいけれど、でもとても大事なこと。自分という個人は一人ではなく、人と生きること、繋がり語りあうこと、知ること与えること、もらうこと、学びあうことで作られていく。そんな自分が「選択」をすることの大切さ。

 

そして自分があり、人という繋がり、人間関係をあきらめないこと、それは個人、地域、県、国、世界といった大きさやカテゴリーを取っ払ってしていくことが大切なのではないか。横のつながり、縦のつながり、それは確かに存在しているけれど、横のつながりの大切さやそれのありがたみを感じる一方、それだけがあればいいのではない、横も縦も、分け隔てなくコミュニケーションを持てなければならないのではないかと感じる今日この頃。横が大事、にとどまらず、縦の関係もあきらめない。そんな動きがこんな時代だからこそ特に大事になるのではないか。

 

大変な時、苦しい時に、さまざまな決断、未来を生きるための行動を個人個人がしなければならない現実。

人と人とのつながりをもち、しっかりと自分の生き方の軸、選択の仕方を持って生きること。

とてもつらい状況をなんとかここまで乗り越えてこられた皆さん、まだまだ続いている皆さん、それはどこかの誰かの話ではなく、分かち合い共に生きていくべき出来事。

 

すこしでも、縁ある人たちと分かち合っていきたい。そして分け隔てなく、決めつけることなく人、地域、世界・・さまざまな関係性をあきらめず、変化していけるように、分かち合ったこと、学んだことをを波及、増殖させていきたい。

「善きことはカタツムリの速度で動く」・・ガンジーの言葉を添えて、ひとまず今の時点での振り返りとしたいと思います。

 

スタッフ ayaちゃんぐ

・・・なんか、また例のごとく漠然とした文章になってしまいました。

具体的なことは美紀さんに振らせていただきます。

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